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皇太子さまの握手としきたり
ブラジル日本移民100年祭、ブラジルの挨拶、日本の皇太子殿下が握手をされたことへの驚き、サンパウロ市の飲酒運転に対する法律、聖者像を逆さにして願い事をする六月祭りについて。
アンカー宇田川清江さん:ワールドネットワーク。ブラジル、サンパウロの渡辺美枝ラウラさんです。渡辺さん。
はい、こんばんわ。
アンカー:こんばんわ。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
アンカー:今日はそちらはどんな天気ですか。
こちらは6月29日の日曜日でして、午後12時31分を回りました。空はとても晴れていまして、ただいまの気温は17度です。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。とても過ごしやすいです。
アンカー:そうですか。今どんな花が咲いてます?
今はイッペー(Ipê、Tabebuia)という花がありまして、ブラジルを代表するお花ですね。
アンカー:黄色い花?
あ、それは後なんです。イッペーというのは紫と黄色がありまして、今は紫がとてもきれいに咲いています。
アンカー:そうですか。イッペーの花は綺麗ですよね。
はい。そうですよね。
アンカー:今日はどんなお話でしょうか。
本日の第1番目の話題ですが、今月の18日、こちらではブラジル日本移民100年祭がありました。
サンパウロのサンバパレード場でお祭りが盛大に行われたんです。まずはラジオ体操、3000人コーラス、和太鼓、踊りがありました。満席で、出場者を除きまして、訪れた人が4万人だったそうです。最後は打ち上げ花火がありまして、華やかで賑やかな2日間だったんです。
このお祝いに、ブラジルは皇太子様をお迎えしました。それで、お出でになられた1日目に、こちらの新聞やテレビなどで、とても話題になったことがあるんですよ。
アンカー:ええ。何でしょう。
それはまず、ブラジルの礼儀では、誰かと会いましたら、すぐ手を伸ばして握手をするのが普通なんですね。
それで、もっと親しくなれば、右と左のほおに両方2回キスをするんですね。1回右と1回左にキスをして、ハグしたりするんです。ブラジル人はとても温かいと言われていますのでね。
でも、やはり皇太子様に握手をするのは、とても失礼だと言われていたため、「握手はしちゃいけない」と言われていたんですね。
アンカー:ええ。
でも、飛行機からお降りになられた皇太子様のほうから、手を差し伸べてくださったんだそうです。
アンカー:ほう。
それで、それに対して、こちらのルーラ大統領もとても驚いて、日本の昔からあるしきたりが無くなったと、不自然に思われていたんですね。
それが大きくテレビとか、こちらの新聞に報道されていたんです。
その後、皇太子様もブラジルのサンパウロや、パラナ州(Paraná)のあちらこちらに訪問されたんですが、その所々でも市長さんとか、市民の方々にも軽々と握手をしてくださったんです。
それで、ブラジル人は嬉しいとともに、驚いたという声を上げていましたね。
アンカー:ああ、そうですか。それが話題になっていたわけですね。
はい。とても大きく話題になっていました。もちろん、その他に100周年祭のことも、新聞などに大きく載っていました。
こういうのは、ブラジルの歴史の上では初めてなんですね。きっと、ブラジルの中にある日本の力が、今回のことでとても大きくなった気がします。
アンカー:そうですか。他にはどんな話題でしょうか。
では2番目は、サンパウロ市の飲酒運転に対する新しい制度が定められたという話題です。
こちらでは交通事故で命を落とす人の数が多くて、その44%が飲酒運転なんだそうです。飲酒運転が原因で命を落としてしまう、ということなんですね。
アンカー:ほう。
ある調査によりますと、1000人の学生のうち、なんと36%が飲酒した後、自分で車を運転して帰るということが分かったんです。その数がとても多いので、こちらでは何とかしなければいけないということで、先週、ブラジル全国で新しい制度が定められたんです。
その制度によりますと、これからはビール1本も飲むことはできないんですね。それまではビール1本はまだ許されていたんですが、これから先は、ビール1本も飲酒できないということなんです。
アンカー:ビール1本が良かったんですか。今まで(笑)
良かったんです。実は(笑)
アンカー:そちらのほうが驚きですけど。
そうですよね。
ただ、この制度を素直に受け入れられない人もいまして、いろいろな反響を及ぼしているんです。例えば、レストランやバーの経営者、オーナーは制度がとても厳しいので、売上げに影響すると、納得いかない様子なんですね。
アンカー:ほう。
でも、国立病院のお医者様は、もちろん賛成の声を上げているんです。というのは、週末になりますと、飲酒運転で命を落とした若者で病院が一杯になるからだそうです。
アンカー:ああ、そうですか。
やはり危ないですよね。ですから、その医師たちは今回の制度は、もっと前からなければならなかった制度で、当然のことだと語っておりました。
アンカー:そうですか。その制度はもう決まったんですね。
決まりました。ですから、今までは1本までは大丈夫だったんですけれども、これからは禁じられましたので、これから先ブラジル人は、今までの習慣を変えなければいけない、ということなんですね。
アンカー:そうですね。
そういうふうに新聞には載っておりました。
アンカー:そうですか。ところで、6月にはお祭りがあるそうですが。
そうなんです。6月には「六月祭り(Festa junina)」という、その通りの名前なんですが、1ヶ月間ずっとお祭りがあるんです。これは3人のカトリック聖者のお祭りでありまして、結婚したい女性のほうがワクワクするんです。
結婚したいけれど、相手が見つからない女性は、まず聖者の小さな像を買いまして、結婚したいとお願いするんですね。それで、願いが叶うまで聖者を逆さまにしておくんです(笑)
アンカー:ほう。
それで、もし結婚相手が見つかりましたら、また戻してあげるよということです。いろいろ人がそれを信じておりまして、そのような習慣があるんですよ。
6月はその他にも、昔から地方で行われていたお祭りがあります。現在、街では学校や教会で行われるんですが、その際に、女性は柄のワンピースに、髪の毛は三つ編みにして、麦わら帽子を被るんです。男性はジーパンにシャツ、そして男性も麦わら帽子を被って、昔の服装をするんですね。
そして、伝統的な踊りとか、食べ物があるんですが、食べ物は茹でたトウモロコシがメインなんです。
アンカー:ああ、そうですか。そんな6月祭りなんていうものがあるんですね。
はい。
アンカー:ブラジルは、もうそろそろ学校はお休みじゃありません?
そうですね。実は明日で最後なんです。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。2学期が終わりまして、火曜日からは1ヶ月間の冬休みになります。
アンカー:冬休みが1ヶ月もあるんですね。
はい。1ヶ月あります。
アンカー:へえ。それは皆さん旅行に行ったりなさるんですか。
そうですね。特に海外旅行へ行く生徒たちが多いようです。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。
アンカー:はい。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
アンカー:またどうぞよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いいたします。
30日放送ブラジル・サンパウロより渡辺美枝ラウラさんのレポート
アンカー宇田川清江さん:ワールドネットワーク。ブラジル、サンパウロの渡辺美枝ラウラさんです。渡辺さん。
はい、こんばんわ。
アンカー:こんばんわ。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
アンカー:今日はそちらはどんな天気ですか。
こちらは6月29日の日曜日でして、午後12時31分を回りました。空はとても晴れていまして、ただいまの気温は17度です。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。とても過ごしやすいです。
アンカー:そうですか。今どんな花が咲いてます?
今はイッペー(Ipê、Tabebuia)という花がありまして、ブラジルを代表するお花ですね。
アンカー:黄色い花?
あ、それは後なんです。イッペーというのは紫と黄色がありまして、今は紫がとてもきれいに咲いています。
アンカー:そうですか。イッペーの花は綺麗ですよね。
はい。そうですよね。
アンカー:今日はどんなお話でしょうか。
本日の第1番目の話題ですが、今月の18日、こちらではブラジル日本移民100年祭がありました。
サンパウロのサンバパレード場でお祭りが盛大に行われたんです。まずはラジオ体操、3000人コーラス、和太鼓、踊りがありました。満席で、出場者を除きまして、訪れた人が4万人だったそうです。最後は打ち上げ花火がありまして、華やかで賑やかな2日間だったんです。
このお祝いに、ブラジルは皇太子様をお迎えしました。それで、お出でになられた1日目に、こちらの新聞やテレビなどで、とても話題になったことがあるんですよ。
アンカー:ええ。何でしょう。
それはまず、ブラジルの礼儀では、誰かと会いましたら、すぐ手を伸ばして握手をするのが普通なんですね。
それで、もっと親しくなれば、右と左のほおに両方2回キスをするんですね。1回右と1回左にキスをして、ハグしたりするんです。ブラジル人はとても温かいと言われていますのでね。
でも、やはり皇太子様に握手をするのは、とても失礼だと言われていたため、「握手はしちゃいけない」と言われていたんですね。
アンカー:ええ。
でも、飛行機からお降りになられた皇太子様のほうから、手を差し伸べてくださったんだそうです。
アンカー:ほう。
それで、それに対して、こちらのルーラ大統領もとても驚いて、日本の昔からあるしきたりが無くなったと、不自然に思われていたんですね。
それが大きくテレビとか、こちらの新聞に報道されていたんです。
その後、皇太子様もブラジルのサンパウロや、パラナ州(Paraná)のあちらこちらに訪問されたんですが、その所々でも市長さんとか、市民の方々にも軽々と握手をしてくださったんです。
それで、ブラジル人は嬉しいとともに、驚いたという声を上げていましたね。
アンカー:ああ、そうですか。それが話題になっていたわけですね。
はい。とても大きく話題になっていました。もちろん、その他に100周年祭のことも、新聞などに大きく載っていました。
こういうのは、ブラジルの歴史の上では初めてなんですね。きっと、ブラジルの中にある日本の力が、今回のことでとても大きくなった気がします。
アンカー:そうですか。他にはどんな話題でしょうか。
では2番目は、サンパウロ市の飲酒運転に対する新しい制度が定められたという話題です。
こちらでは交通事故で命を落とす人の数が多くて、その44%が飲酒運転なんだそうです。飲酒運転が原因で命を落としてしまう、ということなんですね。
アンカー:ほう。
ある調査によりますと、1000人の学生のうち、なんと36%が飲酒した後、自分で車を運転して帰るということが分かったんです。その数がとても多いので、こちらでは何とかしなければいけないということで、先週、ブラジル全国で新しい制度が定められたんです。
その制度によりますと、これからはビール1本も飲むことはできないんですね。それまではビール1本はまだ許されていたんですが、これから先は、ビール1本も飲酒できないということなんです。
アンカー:ビール1本が良かったんですか。今まで(笑)
良かったんです。実は(笑)
アンカー:そちらのほうが驚きですけど。
そうですよね。
ただ、この制度を素直に受け入れられない人もいまして、いろいろな反響を及ぼしているんです。例えば、レストランやバーの経営者、オーナーは制度がとても厳しいので、売上げに影響すると、納得いかない様子なんですね。
アンカー:ほう。
でも、国立病院のお医者様は、もちろん賛成の声を上げているんです。というのは、週末になりますと、飲酒運転で命を落とした若者で病院が一杯になるからだそうです。
アンカー:ああ、そうですか。
やはり危ないですよね。ですから、その医師たちは今回の制度は、もっと前からなければならなかった制度で、当然のことだと語っておりました。
アンカー:そうですか。その制度はもう決まったんですね。
決まりました。ですから、今までは1本までは大丈夫だったんですけれども、これからは禁じられましたので、これから先ブラジル人は、今までの習慣を変えなければいけない、ということなんですね。
アンカー:そうですね。
そういうふうに新聞には載っておりました。
アンカー:そうですか。ところで、6月にはお祭りがあるそうですが。
そうなんです。6月には「六月祭り(Festa junina)」という、その通りの名前なんですが、1ヶ月間ずっとお祭りがあるんです。これは3人のカトリック聖者のお祭りでありまして、結婚したい女性のほうがワクワクするんです。
結婚したいけれど、相手が見つからない女性は、まず聖者の小さな像を買いまして、結婚したいとお願いするんですね。それで、願いが叶うまで聖者を逆さまにしておくんです(笑)
アンカー:ほう。
それで、もし結婚相手が見つかりましたら、また戻してあげるよということです。いろいろ人がそれを信じておりまして、そのような習慣があるんですよ。
6月はその他にも、昔から地方で行われていたお祭りがあります。現在、街では学校や教会で行われるんですが、その際に、女性は柄のワンピースに、髪の毛は三つ編みにして、麦わら帽子を被るんです。男性はジーパンにシャツ、そして男性も麦わら帽子を被って、昔の服装をするんですね。
そして、伝統的な踊りとか、食べ物があるんですが、食べ物は茹でたトウモロコシがメインなんです。
アンカー:ああ、そうですか。そんな6月祭りなんていうものがあるんですね。
はい。
アンカー:ブラジルは、もうそろそろ学校はお休みじゃありません?
そうですね。実は明日で最後なんです。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。2学期が終わりまして、火曜日からは1ヶ月間の冬休みになります。
アンカー:冬休みが1ヶ月もあるんですね。
はい。1ヶ月あります。
アンカー:へえ。それは皆さん旅行に行ったりなさるんですか。
そうですね。特に海外旅行へ行く生徒たちが多いようです。
アンカー:ああ、そうですか。
はい。
アンカー:はい。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
アンカー:またどうぞよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いいたします。
30日放送ブラジル・サンパウロより渡辺美枝ラウラさんのレポート
- 皇太子殿下が握手をされたり、一般の方たちと挨拶を交わされたことで、ブラジルの方々が驚かれたというような記事を、私も何かで読んで気になっていました。ブラジルの日系の方々は、日本の伝統的な「しきたり」が変わったのかと、戸惑ったのではないでしょうかね。私はブラジルとの距離を感じましたが。とはいえ、皇太子様のご訪問は、ブラジルの非日系の人たちを含めて、非常に好印象だったそうです。(編者)
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