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飽きることのないベトナム
様々な国で暮らしたけれども結局ベトナムに住んでいること、腹を立てることも多いが刺激的な生活、冷蔵庫を買った時の配送屋と会社で働いている運転手のベトナム人の話について。
アンカー西橋正泰さん:アジアリポート。今度はベトナム、ハノイから、三井住友海上にお勤めの松沢さえみさんです。松沢さん。
はい。
アンカー:こんばんわ。
こんばんわ。
アンカー:ハノイも暑いんでしょう。
暑いですね。すごい暑いです。今日も日中38度を超しまして。こちらは湿度がものすごく高いので、何するでもなく外にいるだけで汗ダラダラですね。
アンカー:38度ですか。そりゃ大変だ。。。松沢さんはベトナムに何年になりますか。
住み続けではないんですけれども、最初にベトナムを訪れたのは1991年なので関わって17年、住んだ期間ですと10年、10年を超えました。
アンカー:ベトナムに定着しそうですか。
そうですね。なんとなくここに落ち着いてしまいました。
アンカー:いろんな国へ行ってらっしゃいますよね。
そうなんです。他には香港に5年、オーストラリアはちょっと短くて8ヶ月、カナダに1年とあちこち転々としていたんですけれども、やっぱりベトナムに戻ってきてしまいました。
アンカー:やっぱりベトナムがそれだけ引き付けるわけですね。
そうなんですね。よく「なんで便利な先進国じゃなくて、こんなに不便な発展途上国なのか」と聞かれるんですけれども、この不便さや途上国振りが私にとっては刺激なんですね。日々驚くことが起きるというか。
オーストラリアなんかは日本に比べて物価も安いし、便利だし、すごく良い所なんですけれども、いかんせん刺激が無いんですよね。
アンカー:ほう。
たぶん仕事を定年退職した後に、余生を過ごす用には良いと思うんですけれども、日々平穏に過ぎていっちゃうんですよね。
ところが、ベトナムの場合は違うんですよ(笑)
アンカー:毎日が驚き?
そうですね。10年以上暮らしても、それでも毎日何かしらびっくりすることとか、腹立てることが起きますね。どちらかというと腹を立てることのほうが多いんですけれども。
アンカー:ああ、そうですか。それでも住み続けるという魅力があるということですけれども、どんなことに腹を立てますか。
腹を立てるというか、困ったこともよくあるんです。この話は去年冷蔵庫を買った時にお話したことがあると思うんですけれども。
アンカー:ほう。
街の電器屋さんで買ったほうが安いと思うんですけれども、アフターサービスとかがしっかりしていないと嫌なので、多少高くてもデパートにお店を出している日系の電器屋さんで買ったほうが良いなと思って、日系の電器屋さんで買ったんですよ。
その時に、ちゃんと「この建物の4階のこの部屋までデリバリーしてください」って伝票に書いたのに、持ってきたのは運転手一人だけなんですね。
それで、さあ一人では部屋まで運べないということがあったんですけれども、なんでこんなことが起きたかというと、私の家族に手伝わせて運べばいいと、私の家族を当てにしていたんですよ。
ところが、私は一人暮らし。ベトナム人にとって30歳過ぎた女性が一人暮らしって、あり得ないことなんで、まさか私が家族もなく1人で住んでいるって思わなかったんですよね。まったく「余計なお世話」って言いたくなるんですけれども(笑)
それで、私が「なんで1人しか来ないのよ」って運転手に言ったら、運転手は「そっちこそ、なんで1人しかいないんだ」と逆に怒られる始末で。
アンカー:敵もさる者ですね。
そうですね。ベトナムはまだまだ保守的で、滅多なことでは一人暮らしなんてしないと、解ってはいるんですけれども、つい忘れてしまって、こんなことが起きてしまいました。
アンカー:なるほど。でも買ったところは日系のお店でしょ。
そうなんです。
アンカー:日系でも、やっぱりそういったところの配慮っていうのは、、、
やはり店員さんは皆ベトナム人なので。
アンカー:ああ、そうですか。その冷蔵庫事件はどうなったんですか。
その日は結局、下に置いて行ってもらって、次の日に人を連れてきてもらって、部屋まで上げてもらいました。
アンカー:ああ、そうですか。2日かかったわけですね。
そうですね。
アンカー:最近のお話ではどうですか。びっくり事件。
はい。(笑)今週もあったんですよ。
アンカー:ほう。
これはうちの会社の運転手のお話なんですけれども、今年の4月に新たに人を雇いまして、もうまる3ヶ月うちの会社で働いているんですね。
それで、お客様の会社に行くと、必ずゲートの所で「どこの会社の誰が御社の誰に会いに来た」と必ず守衛に伝えるというのも、運転手の仕事の一つなんです。
それを聞くともなしに聞いていたら、なんと全然違うベトナムの保険会社の名前を言っているんですよ。
アンカー:本当なら「三井住友海上の誰々です」と言わなければいけないところ。。。
そうなんですよ。もうびっくりしちゃいまして、私が「今バオミン社の松沢って言ったよね!?バオミンっていったいどういうこと?」って聞いたら、彼の方が逆にびっくりして「バオミンじゃなかったら、自分はいったいどこの会社で働いているんだ?」って言うんですよ(笑)
アンカー:落語みたいですね。
そうなんですよ。
アンカー:バオミンというのは、ベトナムの保険会社の名前なんですか。
そうです。こちらの大手の保険会社なんです。
アンカー:自分はバオミンに勤めていると思っていたんですね。
そうなんです。でも彼を面接したのも日本人ですし、毎日車に乗っているのも日本人なのに、日系企業に勤めているっていう自覚が全く無かったんですよ。
どうしてこんなことが起きるのか、本当に解らないですけれどもね。
アンカー:でも、それはなかなか刺激的ですね。
そうですね。日々食べていく収入さえ得られれば、どこの会社に勤めようが構わないということなんでしょうかね。本当に不思議です。
アンカー:でも不思議の国に関わって17年。住んで10年。
でも17年も関わって、すっかりベトナム人の文化や習慣を私は理解したつもりでいたんですけれども、やっぱり日々こんなことが起きてしまって。
アンカー:日々新鮮と。
そうですね。飽きることがないです。時には腹を立てることもあるんですけれども、腹を立てること自体も楽しんでいるという感じです。
アンカー:なるほど。はい、わかりました。どうもありがとうございました。
こちらこそ。ありがとうございました。
5日放送ベトナム・ハノイから松沢さえみさんのレポート
アンカー西橋正泰さん:アジアリポート。今度はベトナム、ハノイから、三井住友海上にお勤めの松沢さえみさんです。松沢さん。
はい。
アンカー:こんばんわ。
こんばんわ。
アンカー:ハノイも暑いんでしょう。
暑いですね。すごい暑いです。今日も日中38度を超しまして。こちらは湿度がものすごく高いので、何するでもなく外にいるだけで汗ダラダラですね。
アンカー:38度ですか。そりゃ大変だ。。。松沢さんはベトナムに何年になりますか。
住み続けではないんですけれども、最初にベトナムを訪れたのは1991年なので関わって17年、住んだ期間ですと10年、10年を超えました。
アンカー:ベトナムに定着しそうですか。
そうですね。なんとなくここに落ち着いてしまいました。
アンカー:いろんな国へ行ってらっしゃいますよね。
そうなんです。他には香港に5年、オーストラリアはちょっと短くて8ヶ月、カナダに1年とあちこち転々としていたんですけれども、やっぱりベトナムに戻ってきてしまいました。
アンカー:やっぱりベトナムがそれだけ引き付けるわけですね。
そうなんですね。よく「なんで便利な先進国じゃなくて、こんなに不便な発展途上国なのか」と聞かれるんですけれども、この不便さや途上国振りが私にとっては刺激なんですね。日々驚くことが起きるというか。
オーストラリアなんかは日本に比べて物価も安いし、便利だし、すごく良い所なんですけれども、いかんせん刺激が無いんですよね。
アンカー:ほう。
たぶん仕事を定年退職した後に、余生を過ごす用には良いと思うんですけれども、日々平穏に過ぎていっちゃうんですよね。
ところが、ベトナムの場合は違うんですよ(笑)
アンカー:毎日が驚き?
そうですね。10年以上暮らしても、それでも毎日何かしらびっくりすることとか、腹立てることが起きますね。どちらかというと腹を立てることのほうが多いんですけれども。
アンカー:ああ、そうですか。それでも住み続けるという魅力があるということですけれども、どんなことに腹を立てますか。
腹を立てるというか、困ったこともよくあるんです。この話は去年冷蔵庫を買った時にお話したことがあると思うんですけれども。
アンカー:ほう。
街の電器屋さんで買ったほうが安いと思うんですけれども、アフターサービスとかがしっかりしていないと嫌なので、多少高くてもデパートにお店を出している日系の電器屋さんで買ったほうが良いなと思って、日系の電器屋さんで買ったんですよ。
その時に、ちゃんと「この建物の4階のこの部屋までデリバリーしてください」って伝票に書いたのに、持ってきたのは運転手一人だけなんですね。
それで、さあ一人では部屋まで運べないということがあったんですけれども、なんでこんなことが起きたかというと、私の家族に手伝わせて運べばいいと、私の家族を当てにしていたんですよ。
ところが、私は一人暮らし。ベトナム人にとって30歳過ぎた女性が一人暮らしって、あり得ないことなんで、まさか私が家族もなく1人で住んでいるって思わなかったんですよね。まったく「余計なお世話」って言いたくなるんですけれども(笑)
それで、私が「なんで1人しか来ないのよ」って運転手に言ったら、運転手は「そっちこそ、なんで1人しかいないんだ」と逆に怒られる始末で。
アンカー:敵もさる者ですね。
そうですね。ベトナムはまだまだ保守的で、滅多なことでは一人暮らしなんてしないと、解ってはいるんですけれども、つい忘れてしまって、こんなことが起きてしまいました。
アンカー:なるほど。でも買ったところは日系のお店でしょ。
そうなんです。
アンカー:日系でも、やっぱりそういったところの配慮っていうのは、、、
やはり店員さんは皆ベトナム人なので。
アンカー:ああ、そうですか。その冷蔵庫事件はどうなったんですか。
その日は結局、下に置いて行ってもらって、次の日に人を連れてきてもらって、部屋まで上げてもらいました。
アンカー:ああ、そうですか。2日かかったわけですね。
そうですね。
アンカー:最近のお話ではどうですか。びっくり事件。
はい。(笑)今週もあったんですよ。
アンカー:ほう。
これはうちの会社の運転手のお話なんですけれども、今年の4月に新たに人を雇いまして、もうまる3ヶ月うちの会社で働いているんですね。
それで、お客様の会社に行くと、必ずゲートの所で「どこの会社の誰が御社の誰に会いに来た」と必ず守衛に伝えるというのも、運転手の仕事の一つなんです。
それを聞くともなしに聞いていたら、なんと全然違うベトナムの保険会社の名前を言っているんですよ。
アンカー:本当なら「三井住友海上の誰々です」と言わなければいけないところ。。。
そうなんですよ。もうびっくりしちゃいまして、私が「今バオミン社の松沢って言ったよね!?バオミンっていったいどういうこと?」って聞いたら、彼の方が逆にびっくりして「バオミンじゃなかったら、自分はいったいどこの会社で働いているんだ?」って言うんですよ(笑)
アンカー:落語みたいですね。
そうなんですよ。
アンカー:バオミンというのは、ベトナムの保険会社の名前なんですか。
そうです。こちらの大手の保険会社なんです。
アンカー:自分はバオミンに勤めていると思っていたんですね。
そうなんです。でも彼を面接したのも日本人ですし、毎日車に乗っているのも日本人なのに、日系企業に勤めているっていう自覚が全く無かったんですよ。
どうしてこんなことが起きるのか、本当に解らないですけれどもね。
アンカー:でも、それはなかなか刺激的ですね。
そうですね。日々食べていく収入さえ得られれば、どこの会社に勤めようが構わないということなんでしょうかね。本当に不思議です。
アンカー:でも不思議の国に関わって17年。住んで10年。
でも17年も関わって、すっかりベトナム人の文化や習慣を私は理解したつもりでいたんですけれども、やっぱり日々こんなことが起きてしまって。
アンカー:日々新鮮と。
そうですね。飽きることがないです。時には腹を立てることもあるんですけれども、腹を立てること自体も楽しんでいるという感じです。
アンカー:なるほど。はい、わかりました。どうもありがとうございました。
こちらこそ。ありがとうございました。
5日放送ベトナム・ハノイから松沢さえみさんのレポート
- 松沢さんがベトナムでの生活を楽しんでいるという様子が想像できました。きっとベトナム人の性格がお気に入りなのでしょうね。松沢さんと漫才ができそうです。(編者)
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